【概要・特長】
直接加圧型ヒートポンプ式液体濃縮・乾燥機 液体から粉体へ H-VCDドライヤーは、ディスクの盤面を伝熱面とした液体乾燥機である。回転する中空ディスクの内部に蒸気を通し、ディスク表面を加熱する。加熱されたディスク表面に液を供給し、乾燥させ、乾燥物はスクレーパによって掻き落とされる。
従来のCDドライヤー(常圧タイプ)では大気に放出される、乾燥工程で発生する水蒸気を、ヒートポンプシステムにより圧縮し、加熱原として再利用する。 ・水蒸発テストの結果、当社従来CDドライヤーと比べて、蒸気消費量を約85%減らすことができる。 ・COP(成績係数)6.5を達成した。
【特長】 ・多段ディスクの両面を伝熱面として使用するので、コンパクトな装置にも関わらず、広い伝熱面積(高い処理能力)が確保できる ・省エネルギー効果が高い ・ディスク回転数、蒸気圧力の調整により、任意の乾燥度が可能 ・高濃度塩水等、高い耐食性が必要な場合でも対応可能 ・用途に合わせてスクレーパ材質の選定が可能
メーカー社内乾燥テスト可能
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