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ラボ用多目的水素ロータリーキルン


【概要・特長】

【製品の概要・特長等】
ラボ試験用や小規模生産用として、多目的水素ロータリーキルンの特徴を反映したコンパクトな小型試験機。多目的水素ロータリーキルンと同様、高温かつ真空・水素ガスなどの特殊な雰囲気下で原料を流動させながら、水素脆性や吸蔵、脱ガスなど各種反応処理が可能な装置である。

●ラボ試験用の小型タイプ、省スペースで新素材開発や小規模生産に対応。
●真空や各種ガス雰囲気、温度制御下で少量試験に対応。
●1バッチ試験で静置・流動の比較サンプル採取が可能。

【仕様・用途等】
キルン本体は傾動するコモンベッドに配置され、ダブルダンパーを介して原料缶をレトルトに接続、コモンベッドの傾動によりレトルトへ材料の供給と回収を行う。レトルトには独自開発した耐熱大口径の回転真空シール機構を採用し 1000℃, 1Paの雰囲気において、大気遮断された状態で加熱・回転運動に対応する。

●レトルト回転によって原料が流動し、均一な伝熱とガス接触・脱ガスが可能。静置反応と比較して、品質の均一化や短時間で反応が完了する。
●処理後の製品は、大気暴露する事なく密閉容器で回収が可能。


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