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日本粉体工業技術協会について

 日本粉体工業技術協会とは、粉体に関する鉱工業技術の開発および普及を通じて粉体関連工業の発展を図り、わが国経済の健全な発展と国民生活の向上に寄与することを目的とした一般社団法人です。
 この目的達成のため、 粉体機器・装置などを製作販売する企業、材料・化学・食品・薬品・鉱業などの粉体を取り扱う企業および建設・エンジニアリング事業などの粉体技術に関係する企業が、 学官界の学識経験者と有機的に結合し、 以下のような事業を行っています。







沿革




ご入会のおすすめ
日本粉体工業技術協会は、粉体に関する鉱工業技術の開発及び普及を通じて粉体関連工業の発展を図り、わが国経済の健全な発展と国民生活の向上に寄与することを目的とした一般社団法人です。
この目的達成のため、粉体関連企業と学官界の学識経験者が会員となり活動を行っています。




運営組織



事業活動
(1) 分科会活動
粉体技術の進歩向上を図るために、産学官が協力して、技術分野別に現在21の分科会が設けられています。それぞれの分科会は、年間2~4回の研究会を開催し、講演・技術討論および工場や研究施設の見学を行うほか、当該分野の技術書の編集・発行も行っています。また、分科会間あるいは他の学会などとのジョイントミーティングも開催して、分野間ならびに産学官の交流を通じて、技術分野毎の情報収集と成果の発信ならびに近未来技術への探求を行っています。

(2) 粉体工業展
粉体工業技術の開発、普及、改善および向上を目的として、1976年に初めて東京で粉体工業展が開催されました。粉体機器・装置などを中心に、粉体技術の最新情報を総合網羅した唯一の展示会として、内外から高い評価を得てきました。回を重ねるにつれて規模を拡大し、現在では東京・大阪の2地区で定期的に開催されています。粉体工業展のもうひとつの特徴は、併催事業にあります。粉体工学会による秋期研究発表会、分科会を中心とした日頃の活動成果を発信する粉体技術フォーラムあるいはシンポジウム、粉体技術の先端的話題を提供する最新情報フォーラム、シーズとニーズの出会いの場である産学連携フェア、粉体技術に係わる技術相談コーナーなどは毎回好評で展示会来場者には高い評価を得ています。

(3) 海外交流
海外交流活動には次の3つの役割があります。
① 本協会の国際的認知度の向上(欧米・中国・韓国などの粉体工業展に出展し、協会活動のPRと会員勧誘、現地の粉体技術動向の情報収集を行っています)
② 国際的な行事に関する調査と情報収集(海外行事の情報を調査・収集するとともに、海外調査団などを派遣し、粉体技術に係わる情報収集と提供を行っています)
③ 粉体工業に関する国際的な貢献(「海外情報セミナー」などの開催を通じ海外の粉体産業事情の情報収集と提供などを行っています)

(4) 規格・標準化
本協会は粉体に関する協会規格や指針を制定するほか、各種のJIS原案および改正原案の作成団体であると共にISO/TC24(粒子特性評価およびふるい)の国内審議団体として、さらには関係するISOのほかTCの審議にも参画し、活発に活動しています。また産業界から強い要望のある各種の試験・検定用の標準粉体・粒子の開発に永年取組み、開発された標準粉体・粒子は協会規格を経て、JIS規格、ISO規格への働きかけが行われています。これらの標準化の成果を粉体事業者に広く紹介し、その利用を促進することを目的として毎年「標準化セミナー」を開催しています。

(5) 出版事業
「粉体技術」誌
粉体技術に関する月刊誌「粉体技術」の編集・発行を行い、会員には無料で配付されます。あらゆる粉体技術に関する実用を主眼とした技術解説や、粉体工業の現場での経験・知見の集積情報誌として高い評価を得ています。また、協会の事業・会合・出版物などについての情報が提供されます。

図書刊行
委員会および分科会活動を通じて協会監修または編集の図書を出版しています。
・最近(2010年以降)の出版物
「粉砕技術とエコ・リサイクル」((有)エヌジーティ2010)、「粉体技術と次世代電池開発」(㈱シーエムシー出版2011)、「ナノ粒子安全性ハンドブック」(日刊工業新聞社2012)、「粉体用語ポケットブック」(日刊工業新聞社2017)、「粉粒体ハンドリング技術」((一社)日本粉体工業技術協会2018)、「粉じん爆発・粉体火災の安全対策-基礎から実務まで-」(㈱オーム社2019)

粉体技術総覧
粉体工業展へ出展される製品を中心に収録編集して、粉体工業展来場者に技術資料として無料で配布しています。本総覧は粉体技術を集大成した内容で、粉体プロセスの設計、計画や施設導入の参考資料として、また、技術レベルを知る有益な資料として高く評価されています。2019年より粉体技術総覧WEB版を発行し、より使いやすい総覧として利用いただいています。

調査研究
本協会は常に粉体技術に関する調査研究を行い、報告書を公表するほか、講演会、セミナー、シンポジウムなどを通じて、これら調査研究の成果の普及に努めています。

(6) 粉体工業技術センター
教育部門では生涯教育の一環として粉体に関する各種セミナー・講座などを、また、製造事業部門においては標準粉体の普及・頒布など、産業界のニーズに応えた事業を展開しています。産学技術交流推進部門は粉体技術全般に関する技術相談や技術交流事業に取組んでいます。

(7) 技術情報交流懇話会
会員相互の技術情報交流や親睦の場として、東京で火曜会を年4回、また大阪で木曜会を年3回開催しています。さらに、1998年度からは、名古屋で水曜会、福岡で金曜会を年3回開催し、毎回多数の方々が参加され活発に交流しています。


粉体工業技術センター
粉体に関する教育講座の開催およびJIS試験用粉体と標準粉体の製造販売を行っています。








■分科会活動
■標準粉体

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