粉体研究者 一覧
※転載禁止(許可をいただいた上で掲載させていただいております)北海道・東北
研究分野: 粉末材料の全(whole)構造解析
研究内容: これまで測定手段がなかったマクロな表面構造の情報を含む電子トラップ密度のエネルギー分布測定ができる逆二重励起光音響分光法の受託測定により,研究者の材料解析を支援しています.
山形大学・理工学研究科 助教
藤原翔ふじわら かける
URLhttp://fujiwaralab.yz.yamagata-u.ac.jp/fujiwaralab/
E-mailk_fujiwara@yz.yamagata-u.ac.jp
研究分野: 気相燃焼合成、固体触媒、セラミック材料
研究内容: Flame Spray Pyrolysis法と呼ばれる気相燃焼合成法を用いて、固体触媒やセラミックナノ粒子の開発を行っています。
東北大学・多元物質科学研究所 助教
石原真吾いしはら しんご
URLhttp://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kano/
E-mailishihara@tohoku.ac.jp
研究分野: 粉体工学、粉体プロセスシミュレーション、粒子法
研究内容: 粉砕や混合、造粒などの粉体プロセスを解析するためのシミュレーションモデル開発を行っている。粒子破砕を直接解析するための新たなモデルADEMを構築する他、SPHとのカップリングによる相変化や混相流解析に取り組んでいる。
山形大学・大学院 理工学研究科 化学・バイオ工学専攻 助教
小竹直哉こたけ なおや
URL
E-mailnkotake@yz.yamagata-u.ac.jp
研究分野: 粉体工学,粉砕による微粒子生産,環境・エネルギー関係
研究内容: 粉砕操作による微粒子生産に関する研究:ビーズミルを用いた炭酸カルシウムの微粒子製造法の操作条件および粉砕機構に関する検討,環境・エネルギーに関する研究:粉砕を利用した火力発電混焼用木質バイオマスの効率的な原料調製方法の検討・開発
研究分野: シミュレーション、粉砕・混合、メカノケミカル、水素エネルギー
研究内容: 環境保全に貢献する粉体工学の創成を目指し、シミュレーションを活用した粉体プロセスの高効率化や製銑プロセスにおける低炭素化、バイオマスからの革新的な高純度水素直接製造プロセス、廃家電からのレアメタル回収などの研究を行っている。
山形大学・大学院 理工学研究科 教授
木俣光正きまた みつまさ
URLhttp://acebe.yz.yamagata-u.ac.jp/
E-mailkimata@yz.yamagata-u.ac.jp
研究分野: 機能性粒子合成,メカノケミカル反応,粉体シミュレーション
研究内容: 高機能性複合ナノ粒子の創成に関する研究を,液相による化学合成法と粉砕によるメカノケミカル法の大きく2種類のアプローチで進めています。また,粉体の貯槽や輸送に関して,シミュレーションを用いた粉体の閉塞に関する研究を行っています。
北見工業大学・工学部 地球環境工学科 教授
大野智也おおの ともや
URLhttp://www.mtrl.kitami-it.ac.jp/catalyst/
E-mailohno@mail.kitami-it.ac.jp
研究分野: 液相合成によるナノ粒子の合成及び複合化
研究内容: 液相合成による電子材料粒子、触媒粒子の作製及び粒子複合化技術について研究を実施。特にナノ粒子表面への複合金属酸化物を含む材料のナノコーティング技術を開発。また、材料化学と粉体工学を組み合わせた粒子合成技術の開発に携わる。
室蘭工業大学・大学院 工学研究科 環境創生工学系専攻 准教授
山中真也やまなか しんや
URLhttps://rdsoran.muroran-it.ac.jp/html/100000163_ja.html
E-mailsyama@mmm.muroran-it.ac.jp
研究分野: 多孔性カルシウム化合物の合成・機能性材料としての応用
研究内容: 炭酸カルシウム、アパタイト、消石灰等の各種カルシウム化合物に新たな価値を見出す研究を行っています。最近はとくに多孔性カルシウム化合物の新規合成法の開発と用途探索に取り組んでいます。
研究分野: 液相合成プロセス 、機能性粉体材料の創製、環境応答機能の開拓
研究内容: 形態制御可能な環境応答性無機ナノ材料の創製とエネルギー・環境に関連した粉体材料の高度機能性開発を行っている。高温水や非水溶媒を利用するソルボサーマル反応等の溶液化学反応を用い、環境応答性無機ナノ材料の形態・結晶化度・結晶相・粒子サイズの精密制御を行い、環境調和・エネルギーの高効率利用・フォトンや化学物質による環境応答等の無機機能材料の創製及び機能性高度発現に関する研究を展開している。
東北大学・多元物質科学研究所 加納研究室 助教
久志本築くしもと きずく
URLhttp://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kano/
E-mailkizuku.kushimoto.d2@tohoku.ac.jp
研究分野: 微粒子粉砕・分散メカニズムの解明とその制御方法の開発
研究内容: 微粒子の粉砕・分散プロセスおいて、微粒子レベルの現象のメカニズムはいまだ十分に解明されていない。そこで我々は、シミュレーションを活用しそのメカニズムの解明することで、新しい粉砕・分散プロセスの創成を目指した研究を行っている。
関東
研究分野: 化学工学、粉体工学
研究内容: スラリー中の粒子分散・凝集状態の新しい評価技術及び制御技術を開発しています。特に粒子濃度が高い濃厚系スラリーを中心に、基礎的な現象解明から実プロセスへの応用(企業で実際に使用されているスラリーの分析)まで幅広く研究しています。
早稲田大学・理工学術院 創造理工学部 環境資源工学科 教授 / 東京大学・大学院 工学系研究科 システム創成学専攻 教授
所千晴ところ ちはる
URL(早大)http://www.tokoro.env.waseda.ac.jp/ (東大)https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/tokoro-lab/
E-mail(早大)tokoro@waseda.jp/(東大)tokoro@sys.t.u-tokyo.ac.jp
研究分野: 資源循環・環境浄化のための粉体プロセッシング技術の高度化
研究内容: 都市鉱山や難処理鉱石等の未利用資源を利活用するための粉砕、物理選別、湿式処理技術や、それを支える廃水処理、土壌浄化のための分離濃縮技術を高度化すべく、高度固体分析や粉体シミュレーション、溶液シミュレーションを駆使した研究を展開。
東京大学・大学院 工学系研究科 教授
脇原徹わきはら とおる
URLhttp://www.zeolite.t.u-tokyo.ac.jp/en/
E-mailwakihara@chemsys.t.u-tokyo.ac.jp
研究分野: ゼオライト等多孔体、各種ナノ粒子調製
研究内容: ゼオライトに代表される結晶性多孔体の合成及び応用に関する研究を行っています。特に粉体プロセスを用いた粒径制御に関するトピックスに力を入れています。
東京都立大学・大学院 都市環境科学研究科 環境応用化学域 准教授
武井孝たけい たかし
URLhttp://www.ues.tmu.ac.jp/apchem/index.html
E-mailtakei-takashi@tmu.ac.jp
研究分野: ナノ粒子、ナノ多孔体、吸着、表面改質、熱分析
研究内容: 無機ナノ粒子やナノ多孔体に関する研究。無機ナノ粒子の表面評価法、無機ナノ粒子の表面改質とその評価法、金ナノ粒子触媒、ナノ細孔内に閉じ込められた物質の相転移、ナノ多孔体の細孔径分布評価法
工学院大学・先進工学部 環境化学科 教授
並木則和なみき のりかず
URLhttps://www.kogakuin.ac.jp/faculty/lab/ae_lab33.html
E-mailnnamiki@cc.kogakuin.ac.jp
研究分野: 微細粉体の空気ろ過とエアフィルタろ材からの粒子の再飛散防止
研究内容: ナノ粒子に代表される微細粉体(エアロゾル粒子)の空気ろ過に使用するエアフィルタろ材の構造の最適化や静電気の併用,さらに薬剤噴霧によるエアフィルタ沪材から捕捉粒子の再飛散防止や長寿命化についけ研究しています。
一般財団法人 電力中央研究所・ 名誉研究アドバイザー
牧野尚夫まきの ひさお
URLhttps://criepi.denken.or.jp/
E-mailh-makino@zg8.so-net.ne.jp
研究分野: 微粉炭の燃焼・ガス化、集じん、微粒子計測、環境対策
研究内容: 石炭やバイオマスをクリーンかつ高効率に利用するため、低NOx燃焼技術や低負荷対応燃焼技術の開発、酸素・二酸化炭素吹きガス化技術の開発を行うとともに、集じん技術の高度化や関連する微粒子計測技術開発などに取り組んでいる。
国立研究開発法人産業技術総合研究所・環境創生研究部門 総括研究主幹/SUREコンソーシアム 会長
大木達也おおき たつや
URLhttps://staff.aist.go.jp/t-oki/ https://unit.aist.go.jp/env-mri/sure/index.html
E-mailt-oki@aist.go.jp
研究分野: 資源処理工学,物理選別技術,都市鉱山開発
研究内容: 都市鉱山や天然資源を対象とした物理選別に関して、基礎から実用化に至る研究に従事。新たな物理選別学の啓蒙と研究指導者育成のためSUREアカデミーを発足。「戦略的都市鉱山」を提唱し、資源循環社会の構築に向け総合的な研究を展開。
国際医療福祉大学・成田薬学部 教授 学部長
米持悦生よねもち えつお
URLhttps://narita.iuhw.ac.jp/staff/ps/15545.html
E-mailyone@iuhw.ac.jp
研究分野: 医薬品原薬および製剤の物性評価
研究内容: 医薬品候補化合物の in silico シミュレーションを用いた物理化学的性質の改善に関する研究。DDS製剤に最適化された医薬品添加剤との分子複合体医薬品の研究。さらに、溶液製剤の固形製剤化など処方最適化の新規手法の開発。
武蔵野大学・薬学部 薬学科 大学院 薬科学研究科 教授
大塚誠おおつか まこと
URLhttps://www.musashino-u.ac.jp/yakugaku/seizai/info.html
E-mailmotsuka@musashino-u.ac.jp
研究分野: 製剤設計・薬物送達システム構築・バイオマテリアル
研究内容: 1)結晶多形を示す医薬品の製剤処方設計と高機能医薬品添加剤の製剤応用研究
2)分光学的手法と多変量解析法による医薬品製造工程のプロセスモニタリング
3)生体親和性有機・無機複合材料を用いた病態応答性薬物送達人工骨システムの構築
日本大学・理工学部 機械工学科 准教授
河府賢治こうふ けんじ
URLhttp://www.mech.cst.nihon-u.ac.jp/studies/kofu/
E-mailkofu.kenji@nihon-u.ac.jp
研究分野: 粉体の単位操作(輸送,分離,分級,集塵,分散など)
研究内容: 粉粒体の機械的単位操作に関する研究を行っており,特に超音波振動を利用した粉体ハンドリングが特徴である(例:超音波振動による高濃度空気輸送の動力低減ならびに閉塞防止,超音波定在波による気相中粒子の非接触挙動制御など)。
研究分野: 酸化剤粒子改質による固体推進薬の高性能化
研究内容: 固体推進薬は用途に応じて、要求される性能は異なっている。幅広い粒子径範囲及びさまざまな粒子形状の酸化剤粒子を調製し、それらを用いた推進薬の燃焼特性及び機械的性質を調べることによって、固体推進薬の高性能化・高機能化に貢献する。
国立研究開発法人 物質・材料研究機構・電子・光機能材料研究センター 主席研究員
不動寺浩ふどうじ ひろし
URLhttps://samurai.nims.go.jp/profiles/fudouzi_hiroshi?locale=ja
E-mailFUDOUZI.Hiroshi@nims.go.jp
研究分野: コロイド結晶薄膜形成プロセスとその材料機能の応用
研究内容: 高品質コロイド結晶薄膜の成膜プロセスの基礎・基盤技術の研究を行っている。また、スマート材料と呼べる高機能材料を開発している。構造色可変のフォトニックラバーや歪み可視化シート、フォトニック結晶などへの応用を進めている。
宇都宮大学・ 名誉教授
鈴木昇すずき のぼる
URL
E-mailsuzukin@cc.utsunomiya-u.ac.jp
研究分野: 表面改質,ゾル-ゲル法ナノ複合材料,マイクロ波,表面分析
研究内容: 過去の研究成果:①アルコール,シランカップリング剤等による表面改質とその特性化(疎水性評価など),②マイクロ波を用いた酸化物・金属等の粉体材料のゾルーゲル法ナノコーティング,③X線光電子分光(XPS)を中心とした表面分析
国立研究開発法人 物質・材料研究機構・ 特命研究員
目義雄さっか よしお
URLhttp://samurai.nims.go.jp/SAKKA_Yoshio-j.html
E-mailsakka.yoshio@nims.go.jp
研究分野: セラミックス、粉体の成形、焼結、特性評価
研究内容: 磁場中コロイド成形によるセラミックス配向体の作製、非酸化物系セラミックスの強度および耐環境特性評価、パルス通電焼結による微細粒・高密度セラミックスの作製と評価。
研究分野: エネルギ―資源利用、化学工学、気固反応
研究内容: 石炭火力発電に係わる石炭の自然発熱、粉砕・燃焼、排煙処理、生成灰などを対象とした研究開発。固体吸収剤や固体燃焼・ガス化などを対象とした気体-固体反応解析。
東京大学・大学院 工学系研究科 レジリエンス工学研究センター 准教授
酒井幹夫さかい みきお
URLhttp://dem.t.u-tokyo.ac.jp/index.html
E-mailmikio_sakai@n.t.u-tokyo.ac.jp
研究分野: 粉体・混相流の数値シミュレーション
研究内容: 粉体が係わる複雑現象を模擬するための最先端物理モデルを開発しています。粉体機器の設計・運転条件の最適化に関する産学連携研究に積極的に取り組んでいます。
研究分野: 電気トモグラフィー法による粉体の可視化計測
研究内容: キャパシタンスやインピーダンスなどの電気的な測定により、固気、気液、固液二相流の濃度分布を測定します。電池スラリーの濃度分布計測、パイプラインの異常診断、薬品食品のプロセスの可視化計測などに応用可能です。
東京工業大学・物質理工学院 准教授
谷口泉たにぐち いずみ
URLhttp://www.chemeng.titech.ac.jp/~itlab/
E-mailitaniguc@chemeng.titech.ac.jp
研究分野: 粉体工学、エアロゾル工学、化学工学、エネルギー関連材料
研究内容: エアロゾル技術と粉体技術を用いた蓄電(リチウムイオン二次電池、リチウム硫黄電池、リチウム空気電池、レッドクスフロー電池等)関連材料の創製とその新規プロセス技術開発を行っている。
研究分野: 静電気(粉体の帯電メカニズム・静電気計測)・粒子径計測
研究内容: 粉体の帯電メカニズムとそれに伴う静電気現象(放電・付着)について,実験・理論の両面から研究しています。また,最近は 「ISO/TC24: Particle characterization including sieving」のSC4/SC8の日本委員として,粒子径計測の国際標準化にだいぶん巻き込まれています。
国立研究開発法人 産業技術総合研究所・計量標準総合センター 粒子計測研究グループ 研究グループ長
桜井博さくらい ひろむ
URLhttps://unit.aist.go.jp/mcml/rg-pm/
E-mailhiromu.sakurai@aist.go.jp
研究分野: エアロゾル計測、粒子・粉体計測
研究内容: 粒子・粉体、特に気中に浮遊するエアロゾル粒子を対象とした計測と関連技術の開発。粒子の分級、検出、荷電、輸送、捕集、発生。計測法の新規開発と高度化、試験・校正手法の開発、計測に関する国内外規格の開発、計量標準の開発。
創価大学・理工学部 共生創造理工学科 教授
井田旬一いだ じゅんいち
URLhttps://www.soka.ac.jp/faculty-profiles/junichi-ida/
E-mailida@soka.ac.jp
研究分野: 新規機能性材料の開発と環境分野への応用
研究内容: 本研究室では、粉体・材料工学を軸に新規機能性材料の開発と環境分野への応用を行なっている。具体的には、光触媒、磁性粒子、遮光材粒子等の機能性粒子を刺激応答性ポリマーやゲルと複合させて新規材料を開発し、水処理等への応用を検討している。
東京大学・大学院 農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻 准教授
五月女格そうとめ いたる
URLhttp://www.bpe.en.a.u-tokyo.ac.jp/
E-mailasotome@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
研究分野: 食品粉体加工
研究内容: 水蒸気と微細水滴を混合した媒体による、食品素材の流動層造粒プロセスの効率化等
物質・材料研究機構・高機能光学セラミックスグループ グループリーダー
鈴木達すずき とおる
URLhttps://www.nims.go.jp/electr-opt/OPCERA.html
E-mailsuzuki.tohru@nims.go.jp
研究分野: セラミックスの磁場配向プロセスと微構造制御
研究内容: 反磁性および常磁性の様々なバルクセラミックスにおいて、機械特性、また透光性、熱伝導性、電気伝導性などの種々の特性の向上を目指して、磁場を用いた結晶配向と焼結緻密化を主軸とした微構造を精緻に制御するためのプロセス開発を推進。
研究分野: セラミックスの粉体プロセス
研究内容: 窒化物セラミックスを中心に、原料粉体の合成や複合化から、スラリー調製、成形、焼成まで研究。光コヒーレンストモグラフィーを利用した各単位操作の粒子集合構造形成過程のリアルタイム3次元観察や高信頼性・高機能セラミックスの開発を実施。
群馬大学・大学院 理工学府 環境創生部門 准教授
原野安土はらの あづち
URLhttp://www.ees.st.gunma-u.ac.jp/~kankyoenergy/kyoin/harano.html
E-mailazuchi@gunma-u.ac.jp
研究分野: 化学工学
研究内容: 微小粒子や液滴を空中に浮揚させる電気力学天秤を用いて,微粒子の物性や反応性についての基礎研究を行っている。さらに浮揚した微小液滴を用いた新しいマイクロ結晶化装置を開発し,結晶の多形や形態の制御に関する応用研究を行っている。
国立研究開発法人 産業技術総合研究所・ 研究グループ長
堀田裕司ほった ゆうじ
URLhttps://unit.aist.go.jp/smri/index.html
E-maily-hotta@aist.go.jp
研究分野: 粉体工学、セラミックスおよび複合材料
研究内容: 粉体の合成、解砕・分散・凝集プロセス、界面制御技術の開発を基盤研究として、セラミックスの物性向上と成形技術の研究開発、プラスチックスの機能性向上のための粉体フィラーの開発、CFRPなどの構造系複合材料の開発を進めている。
一般財団法人 電力中央研究所・エネルギー技術研究所 上席研究員
日恵井佳子ひえい よしこ
URLhttps://criepi.denken.or.jp/jp/energy/index.html
E-mailyhiei@criepi.denken.or.jp
研究分野: 粉体工学(粉砕、成型・造粒)分野、無機材料工学分野
研究内容: 藻場魚礁利用を目的としたセメント非配合の石炭灰混合材料の開発を実施している。また、石炭の安定供給と灰処分量の低減を目的とした低品質炭の高度利用に関わる研究に従事している。
研究分野: 微粒子の表面改質、微粒子の液中・樹脂中分散制御
研究内容: 微粒子やナノ粒子の材質と分散媒種の組合せに応じた適切な表面設計により、液中や樹脂中における微粒子の分散・集積構造の制御法構築に取り組んでいます。また、これらの技術を駆使して各種複合材料の構造制御や機能創出を目指しています。
研究分野: 静電気及び電気機械器具による労働災害の防止
研究内容: 静電気帯電による爆発・火災の発生機構の解明及び防止技術開発,工場爆発・火災リスクアセスメント手法の開発
東京大学・工学系研究科 化学システム工学専攻 教授
土橋律どばし りつ
URLhttp://www.dobashi.t.u-tokyo.ac.jp/
E-maildobashi@chemsys.t.u-tokyo.ac.jp
研究分野: 安全工学(粉じん爆発、ガス爆発、火災等の現象解明)、燃焼学
研究内容: 事故防止・被害軽減・危険性評価に資するため、粉じん爆発、ガス爆発、火災等の現象解明を安全工学の研究としておこなっている。また、前記の現象で発生する燃焼現象の特異現象(火炎の不安定性等)を燃焼学的に解析している。
研究分野: 微粒子界面構造設計と付着・凝集挙動の評価と制御、応用
研究内容: 微粒子、ナノ粒子の界面ナノ及び分子構造設計による液中凝集・分散挙動、高温場での付着現象の評価と制御法を基礎に、材料プロセス、医薬品、エネルギー・環境システム等への応用展開を実施。農業と化学工学の連携も模索中
横浜国立大学・大学院 工学研究院・機能の創生部門 准教授
中村一穂なかむら かずほ
URLhttp://www.nakamuralab.ynu.ac.jp/
E-mailnakamura-kazuho-yt@ynu.ac.jp
研究分野: 固液分離、晶析、水環境プロセス
研究内容: 固液分離を切口とした分離プロセスの開発や水素醗酵の研究を行っています。また、本来制御が難しい過飽和状態や過冷却状態などの準安定領域の新しい制御法の開発とその省エネ水処理法や新しい晶析装置への応用に取り組んでいます。
研究分野: 化学工学、移動現象、環境・農学、環境材料
研究内容: 化学プロセス工学、エアロゾル工学、移動現象論およびバイオシステムの異分野横断研究を推進し、食料生産と水供給システムの高度化に取り込んでいます。サブミクロンの領域における諸現象の解明を目指して研究も行っています。
研究分野: エアロゾル、エアフィルトレーション
研究内容: エアロゾルの動力学的挙動とその測定ならびに捕集に関する研究
国立研究開発法人 産業技術総合研究所・ 主任研究員
高橋かよりたかはし かより
URLhttps://unit.aist.go.jp/mcml/rg-pm/
E-mailkayori.takahashi@ni.aist.go.jp
研究分野: 液中粒子計測、レーザー散乱、微粒子・高分子特性解析
研究内容: 静的および動的光散乱法を応用した粒子径計測や形態観測、ゼータ電位測定、さらに、これらの手法を用いた標準物質開発、依頼試験、技術コンサルティング、JISやISO規格の作成、既存手法の高精度化や新規手法の開発を行っている。
国立研究開発法人 物質・材料研究機構・機能性材料研究拠点 グループリーダー
打越哲郎うちこし てつお
E-mailuchikoshi.tetsuo@nims.go.jp
研究分野: 液中微粒子分散系の設計と評価、粉体プロセス
研究内容: 液中帯電粒子の相互作用を利用した粉体修飾。コロイド粒子の特性を利用した成膜、成形、微構造制御と機能設計。電気泳動堆積プロセスに有効な無機バインダーの開発。金属原子クラスターを機能中心とするセラミックス複合材料の創製と評価。
法政大学・生命科学部 環境応用化学科 助手 / 法政大学・大学院 スラリー工学研究所 研究員
北村研太きたむら けんた
URLhttps://researchmap.jp/19900813
E-mailkenta.kitamura.38@hosei.ac.jp
研究分野: 化学工学、粉体工学、固液分散系(スラリー、ペースト)
研究内容: スラリーやペーストなどの固体と液体からなる系を対象に“粒子の分散・凝集状態評価”“分散・凝集メカニズムの解明”“粒子集合状態と製品特性の関係”“スラリーを利用した新規分離プロセス開発”の研究をおこなっています。
労働安全衛生総合研究所・ 研究員
庄山瑞季しょうやま みずき
URLhttps://www.jniosh.johas.go.jp/groups/electrical.html
E-mailshoyama-mizuki@s.jniosh.johas.go.jp
研究分野: 静電気(粉体の帯電および放電現象)、粉じん爆発、除電技術
研究内容: 粉体を取り扱う産業現場における静電気危険性に関する研究を行っています。また、粉体の帯電および放電現象についての基礎研究や、除電技術の開発にも取り組んでおります。
中部
愛知学院大学・薬学部 製剤学講座 助教
安永峻也やすなが としや
URLhttp://www.phar.agu.ac.jp/lab/pharm_eng/
E-mailacauau28@dpc.agu.ac.jp
研究分野: 医薬品製造プロセス,乾式微粒子コーティング
研究内容: 医薬品微粒子の粉末コーティングプロセスを材料と装置の両面(高分子合成やDEMによる最適化など)から研究。研究室としてドラッグデリバリーシステムや固形製剤に供されるナノ・マイクロサイズの機能性粒子の設計、環状オリゴ糖の応用に従事。
名古屋工業大学・工学研究科 先進セラミックス研究センター 教授
藤正督ふじ まさよし
URLhttp://researcher.nitech.ac.jp/html/153_ja.html
E-mailfuji@nitech.ac.jp
研究分野: 粉体の界面化学を基盤とした材料および材料プロセスに関する研究
研究内容: ナノ中空粒子に関する研究(応用例:透明超断熱フィルム、アルミ防錆塗料)および機械的処理による無機粉体の表面活性化による無焼成固化技術の開発などがある。これらに必要な粒子分散、表面改質、粉体成形などの基礎研究を行っている
中部大学・工学部 応用化学科 教授
坂本渉さかもと わたる
URLhttps://www3.chubu.ac.jp/applied_chemistry/laboratory/labo6/
E-mailsakamoto@isc.chubu.ac.jp
研究分野: 機能性セラミックス材料のプロセッシング
研究内容: 様々な機能を有する無機材料を中心に、粉体が関わる材料合成における重要なプロセス因子(特に粒子配向焼結と還元雰囲気焼成について)を明らかとし、物性評価およびその解析も含めて新材料の創製と実際の応用への可能性を追求しています。
岐阜県セラミックス研究所・ 専門研究員
尾畑成造おばた せいぞう
URLhttp://www.ceram.rd.pref.gifu.jp/
E-mailobata-seizo@pref.gifu.lg.jp
研究分野: セラミックス粉体特性評価及び粉体成形
研究内容: セラミックス等無機粉体の特性評価を行うとともに、これら粉体を用いた成形、焼成に関しての研究に従事
岐阜大学・東北大学・ 准教授
高井(山下)千加たかい ちか
URLhttps://researchmap.jp/ChikaTakai-Yamashita
E-mailtakai.chika.h3@f.gifu-u.ac.jp
研究分野: 粒子を作り、その構造を調べ、機能性材料として使うことを中心に行っています。
研究内容: ナノ粒子の微構造から分散凝集構造のマルチスケール構造制御および評価技術確立に取り組み,粒子とマトリックスの機能が最大限発揮できる複合材料創製を目標としています。
名古屋大学・ 准教授
山本徹也やまもと てつや
URLhttps://www.material.nagoya-u.ac.jp/Tanabe_Yamamoto_Lab/index.html
E-mailyamamoto.tetsuya@material.nagoya-u.ac.jp
研究分野: 微粒子のナノサイズ化,微粒子の表面形態制御と複合化
研究内容: 界面活性剤を用いない低環境負荷型の微粒子合成プロセスに関する研究を行っています。例えば高分子微粒子のテンプレートフリー法による中空化,スポンジ,充填層,氷を反応器に利用した微粒子のナノサイズ化と表面形態制御を開発しています。
豊橋技術科学大学・ シニア研究員・名誉教授
中野裕美なかの ひろみ
URL
E-mailnakano.hiromi.ec@tut.jp
研究分野: 無機材料の組織・構造解析、透過型電子顕微鏡観察・解析
研究内容: エンジニアリングセラミックスの物性と組織・結晶構造との関係の評価、メカニズム解析。
愛知学院大学・薬学部 製剤学講座 教授
山本浩充やまもと ひろみつ
URLhttp://www.phar.agu.ac.jp/lab/pharm_eng
E-mailhiromitu@dpc.agu.ac.jp
研究分野: 製剤学、粒子設計工学、ドラッグデリバリーシステム
研究内容: 「粒子設計」をキーワードとし、高機能・ハンドリング性に優れた医薬品・添加剤の粒子設計を行っている。また、薬物を効率よく患部に送達するためのDDS製剤用プラットフォームとして、生分解性の高分子ナノ粒子に関する研究を行っている。
静岡大学・学術院 工学領域化学バイオ工学系列 准教授
立元雄治たてもと ゆうじ
URL
E-mailtatemoto.yuji@shizuoka.ac.jp
研究分野: 化学工学、乾燥工学
研究内容: ・減圧(過熱水蒸気)流動層内に挿入した湿り材料の乾燥
・減圧媒体粒子流動層による微粒子懸濁液からの乾燥粉体回収
国立研究開発法人 産業技術総合研究所・ 主任研究員
冨永雄一とみなが ゆういち
URLhttps://unit.aist.go.jp/mmri/ja/groups/polycom.html
E-mailtominaga.yuichi@aist.go.jp
研究分野: 粉体プロセス技術を活用した複合材料開発
研究内容: 粉体の分散・凝集・解砕(開繊)プロセス、界面制御技術、複合化プロセス技術を基として、高機能・高強度複合材料の開発に取り組んでいる。
岐阜薬科大学・先進製薬プロセス工学研究室 特任講師
竹内淑子たけうち よしこ
URL
E-mailtakeuchiy@gifu-pu.ac.jp
研究分野: 固形製剤
研究内容: 医薬品粉体の流動性評価と圧縮成形に関する研究、錠剤および口腔内崩壊フィルム製剤の調製・評価に関する研究
信州大学・繊維科学研究所 教授
向井康人むかい やすひと
URLhttps://www.shinshu-u.ac.jp/institution/ifes/
E-mailyasuhito@shinshu-u.ac.jp
研究分野: 粒子・流体系分離工学,膜分離工学
研究内容: 膜濾過や凝集・沈降などの液中粒子の精密分離操作について研究。ナノテクや材料創製などの先端技術分野の要求に適応でき、環境保全やリサイクルなどエコロジーにも大きく貢献できる高性能かつ革新的な分離技術の開発と応用を目指しています。
研究分野: エアロゾル、ナノ粒子、分級、粒子積層、レーザー
研究内容: ナノ~ミクロンの気相浮遊微粒子(エアロゾル)計測技術開発と環境計測への応用。室内環境浄化のためのエアフィルタや空気浄化技術開発。ナノ粒子合成プロセス開発。人間環境の調和を創出するヒューマン・エコシステム。微粒子の細胞応答解析等。
金城学院大学・薬学部 教授
小川法子おがわ のりこ
URL
E-mailnoriko30@kinjo-u.ac.jp
研究分野: 製剤学、物理薬剤学、ドラッグデリバリーシステム
研究内容: 水に溶けにくい薬物の溶解性改善を目的とした粒子設計を行っています。また、環状糖類であるシクロデキストリンの応用研究ならびにDDS製剤の設計と評価に取り組んでいます。
岐阜薬科大学・先進製薬プロセス工学 特任教授
竹内洋文たけうち ひろふみ
URLwww.gifu-pu.ac.jp/lab/endowed-course/advanced-pharmaceutical-process-engineering.html
E-mailtakeuchi@gifu-pu.ac.jp
研究分野: 製剤設計、連続生産
研究内容: 新しい剤形(口腔内崩壊錠、口腔内崩壊フィルム)の設計と生産に関する研究。湿式造粒、打錠を中心とした医薬品製剤の連続生産。
名城大学・薬学部 製剤学研究室 教授
丹羽敏幸にわ としゆき
URLhttp://www-yaku.meijo-u.ac.jp/kenkyu/industrial/
E-mailniwat@meijo-u.ac.jp
研究分野: 医薬品粒子と製剤の設計・開発,新規製剤化技術の構築
研究内容: 粉砕や造粒・球形化,表面加工などに基づく新規な粒子設計技術の構築と利用者(患者・消費者)にとって有益な機能を付与した医薬品・食品の開発.例:超低温粉砕ナノ粒子,苦味マスキング粒配合OD錠,各種食品粉末の成形製品(乳幼児用成形ミルク・成形サプリ・成形プロテイン)
静岡県立大学・薬学部・創剤科学分野 助教
畑中友太はたなかゆうた
URLhttps://w3pharm.u-shizuoka-ken.ac.jp/pharmeng/
E-mailyhatanaka@u-shizuoka-ken.ac.jp
研究分野: 製剤設計
研究内容: 原薬と添加剤あるいは原薬同士の分子間相互作用を利用した粒子設計により、難水溶性薬物の溶解性改善や機能性製剤の開発に取り組んでいる。
関西
京都大学・大学院 工学研究科 機械理工学専攻 教授
黒瀬良一くろせ りょういち
URLhttp://www.tse.me.kyoto-u.ac.jp/
E-mailkurose@mech.kyoto-u.ac.jp
研究分野: 乱流、混相流、燃焼流
研究内容: 乱流場における粒子(液滴・気泡)運動機構およびスカラ輸送・反応・燃焼機構の解明・モデリングに関する研究に従事。特に粉体技術に関連するトピックとしては、微粉炭燃焼および火炎内すす生成に関する研究を実施。
研究分野: 粉体工学・微粒子工学・静電気工学・エアロゾル工学
研究内容: 粒子の集合体全般を取り扱う「粉体工学」,粒子の諸現象と密接な関わりをもつ「静電気工学」,気流中の粒子の挙動をコントロールするための「エアロゾル工学」を基礎として,諸現象の解明とその合理的操作・応用に関する研究と技術支援。
神戸学院大学・薬学部 医療薬学領域製剤系 製剤学研究室 教授
市川秀喜いちかわ ひでき
URLhttps://kenkyu-web.kobegakuin.ac.jp/Profiles/3/0000272/profile.html
E-mailichikawa@pharm.kobegakuin.ac.jp
研究分野: 医薬品製剤の粒子設計および粒子加工技術
研究内容: 医薬品粉体の造粒・コーティング技術について、プロセス・処方設計から添加物開発まで研究。特にコーティング技術は、100μm以下の微粒子の表面改質・放出制御に主眼を置き,湿式・乾式の両面から開発研究を手がけている。
京都大学・ 名誉教授
田門肇たもん はじめ
URL
E-mailtamon@leto.eonet.ne.jp
研究分野: 分離工学,乾燥工学,吸着工学
研究内容: ゾルーゲル法と凍結乾燥を利用したメソ細孔性炭素の開発。ゾルーゲル法と一方向凍結を用いた多孔体のモルフォロジーと細孔構造の制御。廃棄物からのメソ細孔性活性炭の作製。粒子分散系塗布膜の乾燥。コロナ放電を用いた気体精製技術の開発。
兵庫県立大学・大学院 工学研究科 化学工学専攻 准教授
佐藤根大士さとね ひろし
URLhttp://www.eng.u-hyogo.ac.jp/group/group42/
E-mailsatone@eng.u-hyogo.ac.jp
研究分野: 粉体工学・ろ過・固液分散系・スラリー評価
研究内容: 液中微粒子の分散状態評価や分級・ろ過・濃縮技術開発等の既存技術の改善や、液中微粒子の可逆的な分散状態制御技術の新規開発など、固液分散系に関する研究を行っています。また、微粒子の破壊や強度評価などの乾式粉体の研究も行っています。
京都大学・ 名誉教授
東谷公ひがしたに こう
URL
E-mailk_higa@cheme.kyoto-u.ac.jp
研究分野: 液相微粒子分散系工学
研究内容: 液相中の微粒子、ナノ粒子の凝集・分散、付着・脱着等のメカニズムと評価法、AFMによる微粒子表面微細構造解析とその微粒子マクロ挙動への応用、微粒子核生成過程、磁場の微粒子分散系への影響と応用、ミクロ分散・乳化の技術開発、等
大阪大学・大学院 工学研究科 機械工学専攻 准教授
辻拓也つじ たくや
URLhttp://www-cf.mech.eng.osaka-u.ac.jp/
E-mailtak@mech.eng.osaka-u.ac.jp
研究分野: 固気・固液二相流や粒子流れの数値モデリング
研究内容: ・固気/固液二相流れの数値シミュレーションモデル開発と現象解明
・固体粒子群挙動の数値シミュレーションモデル開発と現象解明
・MRI・赤外線サーモグラフィ・PTVなどによる粒子群挙動の非侵襲計測
同志社大学・ 名誉教授
森康維もり やすしげ
URL
E-mailymori@mail.doshisha.ac.jp
研究分野: ナノ粒子の凝集・分散・分級と粒子径分布測定
研究内容: 液相中に分散する機能性ナノ粒子の合成,分級。ナノ粒子の凝集・分散。ナノ粒子配列の検討と応用としての太陽電池の研究。標準粒子の調製と粒子径分布測定。
研究分野: 液相プロセスによる粒子機能化技術の開発
研究内容: 晶析を中心とした液相プロセスにおいて,粒子材料に適した結晶構造,多形制御,単分散化,中空化,表面修飾,複合化技術を開発し,粒子の機能化を実施している。また,シミュレーションを用いた粒子材料設計,プロセス設計も進めている。
大阪府立大学・大学院 工学研究科 化学工学分野 教授
野村俊之のむら としゆき
URLhttps://www.omu.ac.jp/eng/chemeng1/
E-mailtsnomura@omu.ac.jp
研究分野: 微粒子工学、バイオ粒子、粒子合成、相互作用測定
研究内容: 微生物やウイルスを「バイオ粒子」と見なした微粒子工学的見地よりバイオ粒子が関わる界面現象を理解し、工学的に応用する研究。主な研究テーマ:薬物・農薬送達システム、バイオフィルムの形成制御、環境ナノリスク評価、AFM測定
大阪医科薬科大学・ 准教授
門田和紀かどた かずのり
URLhttps://www.ompu.ac.jp/class/pharm/fd.html
E-mailkazunori.kadota@ompu.ac.jp
研究分野: 機能性微粒子設計
研究内容: 医薬、食品、化粧品、農薬などに対して有効性や安定性を向上させた機能性微粒子の設計を行う。そのために、有効成分と添加剤との分子間相互作用力を利用して、機能性を向上させる。
兵庫県立大学・ 名誉教授
鈴木道隆すずき みちたか
URLhttps://www.eng.u-hyogo.ac.jp/group/group42/
E-mailsld5156@leto.eonet.ne.jp
研究分野: 粉粒体充填、流動性、付着性、ナノ粒子コーティングの利用
研究内容: 粉体や粒子の充填性や流動性、付着性に及ぼす粒子径、粒子径分布、粒子形状、表面状態の影響、ナノ粒子コーティングによる超撥水、粉体付着防止効果
大阪府立環境農林水産総合研究所・ 主任研究員
和田匡司わだ まさし
URL
E-mailWadaM@mbox.kannousuiken-osaka.or.jp
研究分野: 粒子状物質にかかわる固定発生源排ガス測定技術、大気環境測定技術
研究内容: 固定発生源での粒子状物質等の測定手法の開発、排出実態測定、計測器の評価等に取組んでいます。また、大気中の粒子状物質の観測、観測技術の開発等にも取組んでいます。
大阪公立大学・大学院 工学研究科 工学部長・工学研究科長 教授
綿野哲わたの さとる
URLhttps://www.omu.ac.jp/eng/about/message/
E-mailwatano@omu.ac.jp
研究分野: 粒子設計、粉体プロセスの解析、数値シミュレーション、全固体電池、製剤学
研究内容: 粉体材料全般を対象とし、粒子設計と粒子生成メカニズムの解析、粒子製造プロセス(造粒・混合・混練・粉砕など)の解析・計測・制御・最適化・スケールアップなどを実験および数値シミュレーションの双方から行っている。
研究分野: 粉体プロセス全般・シミュレーション・ナノ粒子と細胞膜の相互作用
研究内容: ①造粒・粉砕・コーティング・混合などの粉体プロセスを対象とした研究。医薬品製剤から全固体電池まで幅広い応用分野を対象とした研究。
②粉体プロセスの数値シミュレーションに関する研究
③ナノ粒子と細胞膜の相互作用に関する研究
大阪大学・大学院 工学研究科 機械工学専攻 教授
田中敏嗣たなか としつぐ
URLhttp://www-cf.mech.eng.osaka-u.ac.jp
E-mailtanaka@mech.eng.osaka-u.ac.jp
研究分野: 固気二相流および粉粒体流動
研究内容: 固気二相流および粉粒体流動に対して、離散要素法(DEM)などの離散粒子モデルに基づくモデリングおよびシミュレーションを行い、各種粒子流動現象の数値予測技術の発展と流動現象の理解の深化に貢献する。
研究分野: 新規構造を有するセラミックス合成とプロセス開発、構造評価
研究内容: 水熱プロセスを中心とした溶液プロセスによる新規ナノセラミックスの合成と構造評価を行なう。特に生体関連分野や環境関連分野への応用を目指した材料開発を主眼とする。また、無機系廃棄物などを中心とした廃棄物の利材化研究を行なう。
兵庫県立大学・ 准教授
飯村健次いいむら けんじ
URLhttp://www.eng.u-hyogo.ac.jp/group/group42/
E-mailiimura@eng.u-hyogo.ac.jp
研究分野: ナノ粒子合成と物性評価・表面とその構造を使った機能性材料
研究内容: 簡便で大量にナノ粒子を合成する方法を金属酸化物を中心に開発し、その物性の評価を行っています。また、粒子の表面を改質により機能化し、繊維化したり多孔体化するなど高次構造の制御によりさらに高機能な材料の創製することに取り組んでいます。
神戸大学・大学院工学研究科 応用化学専攻 准教授
菰田悦之こもだ よしゆき
URLhttps://www.edu.kobe-u.ac.jp/eng-cx9/index.html
E-mailkomoda@kobe-u.ac.jp
研究分野: 粒子分散液の調製・塗布・乾燥プロセス,電極膜作製
研究内容: 高濃度粒子分散液の内部構造やせん断流動場におけるその変化を理解するため,レオロジーを中心とした解析手法を開発している.また,粒子分散液の塗布膜乾燥についても,粒子充填構造形成の視点から製膜過程を理解する手法の開発も進めている.
研究分野: 微小粒子の添加による粒子流動性向上効果
研究内容: 粒子流動性を向上させる方法の1つに微小粒子を添加する方法がある。しかし,添加条件によっては流動性が悪化する場合もあるため,本向上メカニズムの解明に取り組んでいる。本解明により,様々な場面での粒子ハンドリング性の改善が期待できる。
大阪工業大学・工学部 電気電子システム工学科 准教授
吉田恵一郎よしだ けいいちろう
URLhttp://www.oit.ac.jp/www-ee/server/aplab/res/r1.html#envi
E-mailkeiichiro.yoshida@oit.ac.jp
研究分野: 静電気・低温プラズマ応用
研究内容: 現在,公開しているテーマは以下の通りです.
(1)排ガスおよび大気中の有害微粒子を静電気力により捕集し,大気圧プラスマを用いて酸化分解する研究
(2)高電界の空間分布制御により微小な物体をマニピュレートすることを目指した研究
大阪公立大学・大学院 工学研究科 准教授
山本卓也やまもと たくや
URLhttps://www.omu.ac.jp/eng/chemeng1/
E-mailtakuya.yamamoto@omu.ac.jp
研究分野: 移動速度論、数値シミュレーション、混相流
研究内容: 超音波を利用したプロセス設計のための基礎原理解明
プロセス内現象解明のための数値シミュレーションモデルの開発
データ科学を活用したプロセス設計とその方法論の開発
中国・四国
広島大学・大学院 統合生命科学研究科 食品生命科学プログラム 教授
羽倉義雄はぐら よしお
URLhttps://foodeng.hiroshima-u.ac.jp/Hagura-Index.html
E-mailhagura@hiroshima-u.ac.jp
研究分野: 食品工学
研究内容: ①凍結粉砕などの低温における食品素材の機械的加工、②食品の力学物性・電気物性の解析とそれらの物性を利用した新規加工・計測技術の開発
広島大学・大学院 先進理工系科学研究科 化学工学プログラム 准教授
石神徹いしがみ とおる
URLhttps://home.hiroshima-u.ac.jp/powder/
E-mailishigami@hiroshima-u.ac.jp
研究分野: 混相流、分散系のシミュレーション、レオロジー、膜/フィルター分離
研究内容: 種々の複雑流体や分散系(コロイド粒子分散系、エマルション、キャピラリーサスペンションなど)の直接数値シミュレーション技術の開発と、膜/フィルター分離やレオロジー解析への応用に関する研究を行っています。
岡山大学・自然科学研究科 教授
後藤邦彰ごとう くにあき
URLhttp://achem.okayama-u.ac.jp/chemeng/index.html
E-mailgotoh@okayama-u.ac.jp
研究分野: 粉体工学,化学工学,エアロゾル工学
研究内容: 主として,粒子間または粒子と固体壁間に働く相互作用力,いわゆる付着力が関わる圧縮成形,供給,造粒などの単位操作に着目し,その装置工学的検討と,その操作結果,装置性能を予測するための粉体特性評価方法に関する研究を行っている。
広島大学・ 名誉教授
吉田英人よしだ ひでと
URL
E-mailr736619@hiroshima-u.ac.jp
研究分野: 粒子の分級操作 乾式サイクロン 湿式分級 粒子径測定
研究内容: 1 乾式及び湿式操作による微粒子の高精度分級の検討 2 サイクロンによるサブミクロン粒子の分級 3 局所的な流動制御を利用した分級径の可変操作 4 静電場を利用した湿式分級操作 5 検定用の標準粒子の粒子径測定
広島大学・大学院 先進理工学系科学研究科 化学工学プログラム 教授
福井国博ふくい くにひろ
URLhttps://powder.hiroshima-u.ac.jp/
E-mailkfukui@hiroshima-u.ac.jp
研究分野: 分級,集じん,機能性粒子材料合成,粒子状廃棄物の再資源化
研究内容: 分級および集じん装置の開発・高度化,微粒子ハンドリングとマイクロ波加熱を利用した粒子材料製造プロセスの開発,廃棄物の再資源化・循環利用プロセスの構築を目指した研究・教育を行っています。集じんに関する国際規格の制定にも取り組んでいます。
岡山大学・大学院 自然科学研究科 応用化学専攻 助教
三野泰志みの やすし
URLhttp://achem.okayama-u.ac.jp/chemeng/index.html
E-mailymino@okayama-u.ac.jp
研究分野: 粉体・微粒子工学、界面科学
研究内容: 粒子の物理的および化学的特性が粉体挙動に及ぼす影響を実験と数値解析を用いて検討している。また、その知見を基に、新たな粉体の特性評価手法の確立を目指している。
同志社大学・理工学部 教授
石田尚之いしだ なおゆき
URL
E-mailnaishida@mail.doshisha.ac.jp
研究分野: 液相微粒子分散系工学、コロイド界面工学
研究内容: 液相中の微粒子、ナノ粒子の凝集・分散挙動の評価・制御に関する研究を行っています。特に微粒子表面間相互作用と界面微細構造が微粒子のマクロな挙動へ与える影響について、原子間力顕微鏡(AFM)を用いた基礎的検討をしています。
広島大学・大学院 先進理工系科学研究科 化学工学プログラム 准教授
深澤智典ふかさわ とものり
URLhttps://powder.hiroshima-u.ac.jp/
E-mailfukasawa@hiroshima-u.ac.jp
研究分野: 液相微粒子分散系、凝集・分散、界面動電現象、レオロジー
研究内容: 液相中の微粒子ハンドリングに関する研究を行っています。特に、微粒子表面の電気特性やイオン集積などミクロな物性が、凝集・分散、凝集体形成、レオロジー挙動などマクロな特性へ与える影響について研究を行っています。
岡山理科大学・工学部 機械システム工学科 教授
桑木賢也くわぎ けんや
URLhttp://www.mech.ous.ac.jp/mechHP/research/kuwagi_lab.html
E-mailkuwagi@ous.ac.jp
研究分野: 流動層内の熱流動シミュレーションと可視化実験
研究内容: 流動層内の流動や伝熱などを数値シミュレーションと可視化実験により研究しています。シミュレーションには離散要素法(DEM)や埋め込み境界法(IBM)、可視化実験にはマッハツェンダー干渉計やシュリーレン法などを用いています。
島根大学・大学院 自然科学研究科 教授
田中秀和たなか ひでかず
URLhttp://www.ipc.shimane-u.ac.jp/imchem/
E-mailhidekazu@riko.shimane-u.ac.jp
研究分野: 液相からの機能性無機微粒子の調製・微粒子表面の改質による高機能化
研究内容: 液相反応により様々な構造,形態をもつ無機微粒子を調製し,さらに,反応条件をコントロールすることで形態制御しています。また,赤外分光法を用いた粒子表面の水酸基の定性・定量化,それらの改質による高機能化を行っています。
広島大学・大学院 工学研究科 化学工学専攻 准教授
荻崇おぎ たかし
URLhttps://takashiogi.amebaownd.com/
E-mailogit@hiroshima-u.ac.jp
研究分野: 微粒子のナノ構造化 エアロゾル 資源回収
研究内容: 噴霧法や液相法による機能性材料に利用される微粒子をナノ構造化(ポーラス化、中空化、コアシェル化、コンポジット化)と特性評価に関する研究。アミノ酸を用いた都市鉱山からのレアメタルの回収と再資源化システムの構築に関する研究
研究分野: 化学工学、粉体工学
研究内容: 化学プロセスで重要な粉を対象とし、モノづくりや環境問題の解決に役立つために研究を進めている。例えば、固気流動層の液体に似た性質を利用して乾式分離技術を開発し、これまでに廃棄物リサイクル分野で連続分離装置の実用化を果たしている。
岡山大学・学術研究院 自然科学学域 准教授
中曽浩一なかそ こういち
URLhttp://achem.okayama-u.ac.jp/chemeng/index.html
E-mailknakaso@okayama-u.ac.jp
研究分野: 熱移動を伴う粉体プロセスの評価・最適化,熱エネルギー有効活用
研究内容: ①噴霧乾燥における液体原料微粒化過程の評価,②噴霧乾燥による粒子生成過程の評価手法の開発,③粒子充填層内の伝熱促進技術開発,④化学反応を利用した蓄熱・熱利用技術の開発検討
九州
九州工業大学・大学院 工学研究院 物質工学研究系 応用化学部門 教授
山村方人やまむら まさと
URLwww.che.kyutech.ac.jp/chem22
E-mailyamamura@che.kyutech.ac.jp
研究分野: ウェット塗布、乾燥、微細構造形成
研究内容: コロイド溶液や高分子ブレンド溶液などを塗布乾燥することで機能性フィルムを作製するプロセスの可視化、解析、欠陥防止に対する学術的知見の体系化
北九州市立大学・国際環境工学部 教授
大矢仁史おおや ひとし
URLhttp://www.env.kitakyu-u.ac.jp/ja/kenkyuka/hohya/
E-mailh-ohya@kitakyu-u.ac.jp
研究分野: リサイクル技術開発とそのシステム化
研究内容: 循環型社会創生に向けて企業との共同研究によるリサイクルに関する技術開発を行っている。過熱水蒸気技術、メカノケミストリなど廃棄物を対象にはあまり適用されていない技術をシーズとして、企業ニーズに対応するリサイクルシステムを開発する。
佐賀大学・理工学部 化学部門 准教授
森貞真太郎もりさだ しんたろう
URLhttp://chemeng.chem.saga-u.ac.jp/
E-mailmorisada@cc.saga-u.ac.jp
研究分野: 機能性コロイド粒子の合成と応用
研究内容: 液相法による貴金属ナノ粒子の形態制御と特性評価,コロイド粒子の表面改質による機能化と粒子膜の構造制御,刺激応答性ゲル微粒子の合成と応用など,コロイド・界面化学に関して化学工学および分離工学の観点から研究を行っています.
九州工業大学・大学院 工学研究院 物質工学研究系 助教
馬渡佳秀まわたりよしひで
URLhttp://www.che.kyutech.ac.jp/chem21/CPE01/index.html
E-mailmawat@che.kyutech.ac.jp
研究分野: 化学工学,粉体工学,流動層工学
研究内容: 付着・凝集性微粉体のハンドリング,特に流動層を中心にした粒子プロセッシングに関する研究を行っている。振動場を利用した微粉体の流動化機構や振動場で発現する特異な粒子運動を利用した粉体コーティング,造粒操作についての研究を進めている。
九州大学・大学院 総合理工学研究院 環境理工学部門 教授
渡邊裕章わたなべ ひろあき
E-mailwhiroaki@tse.kyushu-u.ac.jp
研究分野: 熱・流体工学,燃焼工学,混相燃焼流,モデリング,数値解析
研究内容: 微粉炭やバイオマス等の固体炭素資源のエネルギー転換に関わる混相燃焼流のモデリングと数値解析研究を行っている。特に,乱流中の非球形微粒子の分散,熱分解,固気二相反応や,すす等の微粒子生成反応の高精度モデルの開発に取り組んでいる。
福岡大学・工学部 化学システム工学科 教授
新戸浩幸しんと ひろゆき
URLhttp://www.tec.fukuoka-u.ac.jp/tk/
E-mailhshinto@fukuoka-u.ac.jp
研究分野: 界面プロセス工学、細胞・粒子間相互作用、計算機シミュレーション
研究内容: 環境微生物、動物細胞などに対する微粒子(微小プラスチックなど)の付着・取込・毒性を、界面プロセス工学の視点から、実験的に研究しています。流体中の固体表面間の相互作用力、二相流体中の粒子集団などに関する理論的研究も行っています。
大分工業高等専門学校・ 教授
尾形公一郎おがた こういちろう
URL
E-mailk-ogata@oita-ct.ac.jp
研究分野: 粉体工学,混相流,機械工学
研究内容: 粉体ハンドリングとその評価の研究を推進しています。現在,粉体の付着性および動的な流動性・噴流性の評価,粉粒体の分散・輸送・供給・噴霧・乾燥の研究に取り組んでいます。
産業医科大学・産業生態科学研究所 労働衛生工学 教授
東秀憲ひがし ひでのり
URLhttps://www.uoeh-u.ac.jp/kouza/rodo/intro_j.html
E-mailhhigashi@med.uoeh-u.ac.jp
研究分野: 化学工学・労働衛生工学・エアロゾル科学技術
研究内容: エアロゾル発生・計測・評価技術および室内環境清浄化のための空気浄化技術の開発と環境計測・評価への応用。環境調和型微粒子合成プロセスの開発。分子・熱流体数値シミュレーションモデルの開発と理論の補完による現象解明。
九州大学・大学院 工学研究院 化学工学部門 助教
矢野武尊やの たける
URLhttps://altair.chem-eng.kyushu-u.ac.jp/member/
E-mailtyano@chem-eng.kyushu-u.ac.jp
研究分野: 離散要素法を用いた全固体電池用電極の構造解析
研究内容: 高い安全性から次世代型電池として注目されている全固体電池の容量向上に向けて、電極層内での電荷輸送経路の解析は極めて重要である。そこで粉体工学の観点から離散要素法を用いた電極構造解析によって電極構造の最適化に取り組んでいる。
粉体工学会
粉体工学会ふんたいこうがっかい
〒600-8176
京都市下京区烏丸通六条上ル北町181
第5キョートビル 7階
TEL075-351-2318
FAX075-352-8530
E-mailoffice@sptj.jp
粉体工学とは「粉」に関する研究や技術の開発を行う学問分野です。粉体の物理的・化学的基礎特性の研究と、粉体に関する工学的試験・計測、それを基礎とした粉体の製造、処理操作と装置などを対象としています。
この分野は、これまでは経験的な手法の積み重ねに頼りがちで、工学的に未解決な問題が多く残っておりました。したがって、これからはつねに基礎的な実験あるいは解析に立脚した研究を進めてゆく基礎部門担当者と現場技術者との密接な協力が必要です。このために、粉体に関わりを持つ科学者、技術者の討論と研鑽の場としての粉体工学会があります。
粉体工学は、本会のあゆみと同様に新しい学問分野でありますが、最近の発展にはめざましいものがあります。しかし技術の進歩による高品質・高精度化と、合理化の情勢の中で、粉体に関する要求もますます高度なものとなってきています。このような新しい技術的要求にも対応できるように、粉体工学会では会員相互の学術、技術ならびに経験を交換して粉体に関する知識の向上と発展をはかり、関連学協会と密接な連携をとりながら、生きた学会活動を積極的に続けています。粉体に関わりのある、あるいは関心のある方々が一人でも多く粉体工学会に加入されることを期待しています。