ATEXフロートバルブ

ATEXフロートバルブ 製品画像

【製品の概要】
爆発遮断弁は、爆発発生装置からダクトを介して逸走する爆燃を遮断する設備である。隣接装置での二次爆発を防止する。「ATEXフロートバルブ」は従来のフロート型やフラップ型遮断弁の短所や限界を改善した製品で、以下の特徴を有する。

【製品の特長】
①「開位置」固定ラッチ(弁体の遊動、誤作動を解決)
操業中、弁体はラッチで「開」位置に個定。圧損を改善したほか弁の遊動問題を解決した。爆発時のみ確実に作動する。
②メタルシールを採用(世界で唯一)
弁体の先端部がハウジング内部のシリンダーに挿入されることで爆発火炎の伝播を構造的に遮断する。弁閉止の障害となる堆積粉を除去する機構を持ち、粉流下で使用できる。
③ガスケット問題(張替修復、コンタミを解決)
弁体の閉止面にガスケットを使用せず、メタルシールを採用。高温度や粉流摩擦によるガスケットの摩耗や剥離、製品混入をなくした。
④復旧、メンテナンスの軽便化
作動後の復旧時には、ダクト組付け状態のまま点検口から手動で弁を「開」位置まで押し戻すだけ。部品交換や定期メンテナンスも基本的に不要。
【仕様】
●ハウジング材質:軟鋼ST37+塗装、SUS304/316、アルミ
●防爆型近接スイッチ(弁体の作動 /「閉」位置検知)
●DIN、ANSI、JIS 準拠フランジ
●ラッチ作動設定値は最大30m/s。納品後も流速変更にあわせて変更可能

ATEX爆発防護 株式会社

ATEX Fire and Explosion Protection, Ltd.